祝 日本一! 日本ハムファイターズ

日ハム日本一

今年のプロ野球は、パリーグ優勝の日本ハムファイターズが、セリーグ覇者の広島東洋カープを破って日本一に輝きました。
前作で「がんばれ広島カープ」と書きましたが、それはそれ、北海道のチーム、ファイターズが日本シリーズに進出したとなれば
もちろん応援しますし、日本一になったことを喜びます。
おめでとう、日本一!あっぱれ 北海道日本ハムファイターズ!

今年のパリーグは、始めから終わりまでドラマチックな展開でした。
シーズン始めは、下馬評の高かった福岡ソフトバンクホークスが独走しました。
6月24日の時点で、67試合中45勝、なんと28の勝ち越し。
その時3位だったファイターズに11.5ゲームの差をつけたのです。
しかし、そこからファイターズの逆襲が始まりました。

6月19日から7月11日まで15連勝という球団記録を打ち立てました。
その後、1敗の後さらに5連勝。この連勝ムードが、一時は優勝を
諦めかけたチームやファンに希望を持たせることになったと思います。

ファイターズはその後も勝ち進み、8月末にはとうとう
ソフトバンクをかわして首位に立ちました。
この頃は、ゲーム差ではファイターズが上だが、勝率でホークスが1位、
2位がゲーム差-0.5と表示される変則的な現象が生じました。
普通なら、この時期にファイターズが勝ち負けで25も勝ち超していれば
当然首位にいてもおかしくないのですが、やはりホークスが強かったのです。
(というより、ほかのチームがふがいなかったと言うべきか?)

その後もファイターズとホークスのせめぎ合いが続いた後、9月28日、
とうとう接戦を制してファイターズがパリーグ優勝を果たしました。
11.5ゲーム差を覆した歴史に残るミラクル優勝と言われます。

前作の「札幌ドーム」でご紹介したように、私は、
北海道のプロ野球球団に思い入れがあります。
ファイターズが札幌ドームに移転してそれを叶えてくれました。
そして、新庄の引退に華を添え、小笠原、稲葉、ダルビッシュなどの
選手が活躍し、監督は、ヒルマン、梨田、栗山と代わりました。

今年の栗山監督の采配は見事でした。
それまでは投手交代の時期・起用に問題があるなどと思っていたのですが、
今年は踏ん切りよく投手を交代しました。栗山監督の弁によると、
「起用に不満のある選手もいるだろうが、勝利のためと理解してほしい」
「失敗(敗戦)は自分のせい。成功(勝利)は選手のおかげ」と言います。
選手のことを思いやる監督だと思います。

今年の栗山監督の選手起用には時々驚かされました。例を3つあげます。
一つは、クローザー増井の先発起用。大谷が投げられなくなった時、
先発投手の数が少なくなり、締めの増井を先発に起用しました。
非情な起用にもかかわらず、増井は先発で7勝して期待に応えてくれました。

二つ目は、中田に代打。シリーズ終盤に近く、不振の中田は
「先発をはずしてください」と言いたくてなかなか言い出せなかったそうです。
そんな時、栗山監督は戦線途中で中田に代打を出しました。
「中田以外の4番打者はありえない」とずっと通してきた監督がです。
中田をスタメンからはずした時、中田と監督が腹の丈を語り合ったといいます。
そして中田は4番に据え置かれ、最終的に打点王を獲得しました。

そして、極めつけは「一番・ピッチャー大谷」。
プロ野球でこんな起用があったでしょうか。大谷は試合開始直後の初球を
叩いてホームラン。痛快千万でした。大谷の二刀流全開です。
投手として10勝、打者として104安打、打率3.22、ホームラン22本。
大谷の活躍なくして今年のファイターズ優勝はありませんでした。

こうしてファイターズはパリーグを制し、セリーグの覇者・広島カープと
日本シリーズで雌雄を決することになりました。
これも、一試合一試合、刮目に値する名勝負でした。
始め広島で行われた2試合は、カープがファイターズの隙を突き、
好走塁や打撃でファイターズを圧倒しました。
広島市民球場を「真っ赤に染めた」声援がいかにすごかったか。
ファイターズ応援団を貧乏桟敷に追いやり、地鳴りのように響き渡りました。

しかし、舞台を札幌に移して行われた3試合はファイターズが巻き返しました。
この時もカープの赤色の応援は鮮やかに見えました。
栗山監督に「風景が敵地のようだ」と言わしめるほど、カープファンの
赤が目立ちました。こんな札幌ドームは私も見たことがありません。

札幌で盛り返して3勝2敗としたファイターズは、再び広島に乗り込みました。
いよいよ雌雄を決する大勝負です。
第6戦は、中盤まで点を取ったり採られたり混沌とした状況。
8回にファイターズがレアードの一発で試合を決めました。

しかし、ここに至るまでの監督の采配に疑問があります。
ファイターズの栗山監督は先発投手を早々に諦め継投策に出ました。
そして8回ファイターズの攻撃、ツーアウト満塁の状況で打者は中田。
ネクストバッターズサークルでは大谷がバットを振り回しています。
ここで広島の緒方監督は投手ジャクソンをなぜ代えることができなかったのか。
結果、中田の押し出しフォアボール、敗戦へと繋がります。

ファイターズの栗山監督が、増井にしろ加藤にしろ
短期決戦の日本シリーズで躊躇なく代えていたのと対照的です。
おそらく緒方監督はジャクソン投手への信頼があったのでしょう。
シリーズはこのパターンでやり抜いてきた、ここはジャクソンが決めてほしい。
しかし、結果として、切り札中﨑投手を出すことなく終わってしまいました。
一方の栗山監督は、自在で躊躇ない采配を振るうことができました。
シーズン中に選手との信頼を深めていたことが背景にあったと思います。

北海道日本ハムファイターズは、今年10年ぶりの日本一に輝きました。
札幌市内では、新聞の号外を求める人が殺到したり、
優勝セールを始めた商店があったり大賑わいです。
11月20日には優勝パレードが行われます。
これに乗じて、セールを行う商店やホテルの案内が引きも切りません。
北海道にとって台風の被害などがあった今年、喜ばしいニュースになりました。

地域に根ざしたチームが日本一になったことは、それだけで
勇気づけられますし、地域に元気が出ます。
私もファイターズのおかげで元気をもらいました。
おめでとう、日本一、北海道日本ハムファイターズ!
元気をありがとうファイターズ。 少し記事が遅くなりました 16/11/02

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konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
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