札幌ドームへ行ってきました

昨日(15日)、札幌ドームへ、ファイターズ対マリーンズの試合を見に行ってきました。札幌ドーム外観
年に10回くらい、札幌ドームへ野球観戦に行くのですが、TVで見るのと比べて、
やはり臨場感がこたえられません。
目の前にあの選手がプレーしていて、ホームランやファールボールが近くに飛んで来ます。
両チームのファンともせいいっぱい声援し、いいプレーには敵味方なく拍手し、場内が一体になります。
札幌ドームと野球観戦について聞いてください。

札幌ドームは、我が家から正面遠くに見えます。
銀色の卵形の形をしているので、日の角度によってすごく光って見えます。
まるで「おいで、おいで」と言っているようです。

昨日は今シーズン始めての札幌ドーム観戦でした。
春と秋の少し寒い時期には「バリュー」デーというのがあって、「レギュラー」より
チケットが少し安くなります。それで家内と「ペアシート」を買って出かけました。
(逆に、開幕戦やジャイアンツ戦などは「プラチナ」といって高値張り付きです)

きのうの観客数は、座席の半分まで埋まっていない寂しい情況でしたが、
試合前の打撃・守備練習の時からすでに観客の熱気はムンムン。
皆さん、好きなファイターズ選手のユニフォームを着て、手作りの応援カードや
応援グッズや風船を準備して試合開始を待ち構えています。

ファイターズの選手は、レジェンド・稲葉選手の姿勢が影響していると
思いますが、皆、守備位置まで全力か速い駆け足で走ります。
誰もホーム側の3塁線のラインを踏みません。新人の外国人選手までです。
神聖な戦場というと大げさですが、仕事場に入場する気持ちが伝わりました。

対戦相手の千葉ロッテマリーンズの応援には毎度感心します。
ビジターエリアを黒いユニフォーム姿で埋め尽くし、一糸乱れず声援します。
攻撃の時は飛び跳ねます。若い男性が多く、揃った野太い声が場内全体に聞こえます。
選手の姓だけでなく名前を声援します(時々何と言っているか不明の時もありますが)。
そのすぐ横で観戦したことがありますが、マリーンズ応援団の迫力に圧倒されました。
マナーも素晴らしく、そのエリアにゴミが残っていることはないそうです。
きのうの試合はファイターズの快勝で、マリーンズ応援団はそそくさと去っていきました。

札幌ドームは、2001年に Jリーグ・コンサドーレ札幌の本拠地として誕生しました。
札幌に全天候性の野球場を作りたいという要望は以前からありましたが、
02年のワールドカップ日本開催に向けてサッカー場とタイアップすることで実現しました。
そのため、非常に特殊に作られています。サッカーは天然芝で、野球は人工芝です。
サッカーの天然芝は通常は屋外で生育させ、これを使う時はピッチ全体を空気で浮かせて
野球の人工芝の上に移動します。移動・設置には約半日かかります。

札幌ドームはとにかく広いです。野球場の広さでいうと、両翼100m、センター122m、
ファールゾーンも広く、ここで選手がフライをキャッチできるかどうかが見所です。
さらに外野フェンスは5.5mの高さがあり、ホームランバッターにはちょっと壁です。札幌ドーム中
観客席はかなりの勾配があって、前の席が視野の邪魔にならないようになっています。
ですので、球場全体がすり鉢のように堀り下がって見えます。
車椅子やお年寄りのために、段差のない、または登り下りの少ない席も用意されています。
野球の観客席は約4万、サッカーやイベントの時はそれより増やすことができます。
毎年、嵐やSMAPの公演が行われますが、広すぎて、遠くの席の人は双眼鏡で見るにも苦労でしょう。

札幌ドームはアクセス性がよく、地下鉄「さっぽろ」駅から13分の終点・福住駅から
徒歩10分(地下鉄をドームまで延伸してほしいという声もあります)、
駐車場が広く、路線バスや、イベントのある日には市内数カ所から
シャトルバスの運行があり、新千歳空港との直通連絡バスもあります。

2004年、日本ハムファイターズが札幌ドームを本拠地とすることになりました。
それ以来、球団やドームの努力もあり、今ではすっかり北海道球団として定着しました。
道内各地から、観戦ツアーを企画して大型バスが応援客を運んできます。
修学旅行や野球少年の一団が観戦しているのを見ますが、いい思い出と
印象に残るだろうと思います。
地方球場での主催試合は観客がいつも満員になる盛況です。

球団は毎年、北海道内の市町村18を対象にファイターズの選手を「市町村大使」に
任命して活動しています。道内179市町村ありますので10年間のプロジェクトです。
札幌ドームの試合の日には、大使が市町村を紹介する映像が映されます。
大使は市町村のイベントに参加したり、成人式にメッセージを送ったりしています。
市町村のマスコットキャラクターとして、大使の等身大の看板を作り、役場や商店や
札幌のアンテナショップで掲げている市町村もあります(ゆるキャラを作るより
よほど効果的でしょう)。北海道に根付きたいという球団や選手の姿勢です。

北海道日本ハムファイターズはすっかり北海道に定着しましたが、
私は内心ちょっと悔しいところもあります。というのは、私は昔から北海道球団が
作られることを夢見ていて、いろいろ妄想していました。
球団名は「北海ベアーズ」しかありえない、監督は北海道出身の「小さな大打者」、
若松 勉氏にやってもらいたい。
本拠地はドーム球場で名称は雪を意識して「ホワイトドーム」だ。
スポンサーは、たくぎん、雪印、デパートのまるい、北海道新聞などだろうと勝手に
考えていました(その多くは経営破綻、業績不振になってしまいました)。

かつて、北海道はジャイアンツファン一色でした。なにしろTVで放映されるのは
ジャイアンツ戦だけ、パリーグの試合なぞ見たことがありませんでした。
ある日、車で家に帰る時、ラジオをつけるとジャイアンツ戦でした。読売・日本放送系
だからしょうがないわなと思って別の放送局にすると、ここも同じジャイアンツ戦でした。
それではとNHKにすると何とここまでジャイアンツ戦でした!

巨人・大鵬・卵焼きの時代からずいぶん経っていましたが、野球界はそういう情況でした。
今のようにサッカーが普及していませんでしたし、自分が経験したのは野球だけという
人が多かったですから、野球と、放映されるジャイアンツに人気が集中したと思います。
北海道は冬は雪に覆われますので、屋外で野球の練習ができません。
春の甲子園では、その年始めて土の上でプレーするという高校球児ばかりで、
まさに地に足が着いていませんでした。

田中マー君を擁する駒大苫小牧高校が夏の甲子園で2連覇し、
ドームを本拠地とするファイターズが日本一になると
北海道の野球熱が俄然高まりました。選手も指導者も、冬の条件が悪くても
方法次第でチームは強くなれる、と思うようになったことが大きいと思います。
今年の春の甲子園は、札幌の東海大四が決勝まで勝ち進みました。

札幌ドームとファイターズ、駒大苫小牧の実績が、自信と希望になったと思います。
ドーム球場一つで、冬を含めて札幌市民や道民の活動や流れを変え、
意識まで影響することができたのではないでしょうか。
私も意識の影響を受けに度々札幌ドームへ行こうと思います。 2015.04.17

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konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
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