名古屋の思い出

大相撲名古屋場所が始まりました。熱戦が繰り広げられています。
この時期、名古屋は南から熱い風が吹き込んでとても暑いです、
名古屋城の同じ敷地内に相撲が行われる体育館と私の職場がありました。
面白いことに、TVを付けていると、打ち出しの太鼓の音が
TVから先に聞こえて、それから遅れて現地の太鼓の音が聞こえます。
電波の方が音の速度より早いということです。

私の上司は相撲が好きで、仕事が終わると名古屋場所に駆けつけました。
チケットのモギリの親方と顔見知りのようで、
幕内最後の3番くらいは格安で見ることができると言っていました。

この時期は、力士の登り旗が風にそよぎ、ああ夏だと実感したものです。
通勤で通う電車にも力士が乗っていることがありました。
車を使えない若い力士がいるんだなあ、と思いました。

名古屋はちょっと変わった街です。
私がいた当時は、午後7時になれば駅前を始めすべての店が
閉じていました(飲み屋を除く)。ショーウィンドウの照明すら落ちていて、
夜に駅へ歩く道も、周りが全く明るくありません。
このことなど、名古屋は「大きな田舎」と評されていました。

駅前には「大名古屋ビルヂング」と大きく掲げたビルがありました。
(このセンスは私は結構好きです)。
今はほとんどが改築されてツインタワービルなど新しくなっているようです。

東京から新幹線ひかりに乗ると次の停車駅は名古屋でした。
東京、名古屋、京都、大阪の大都市にしか止まりません。
赴任する時、名古屋がどれほど大きな都市なのかと思っていましたが、
街を歩くとそれほど活気を感じません。駅前も繁華街の大津も女子大小路もです。

そして、歩いている人の身長が低いことが気になりました。
40歳代以上の方の身長はおそらく かなり低かったのでは
ないかと思います。それより若い人は背の高い人もいました。
この辺りの年を境に身長がずっと違うと思いました。
こういう噂を聞きました。名古屋の人はかなり閉鎖的で、他の地域と
交わるのを好まず、近隣の人としか婚姻しないので身長が低いのだと。
30歳くらいから若い人は、外部から来る人が増え、地域にこだわらず
結婚することが多くなったので、身長の高い人が増えたのだと、

ある日、名古屋の街を歩いていて、身長の高い美人さんを見ました。
周りより頭一つ高くて、ミニスカートでしゃなりしゃなりと歩いていました。
ははあ、モデルさんかなと思いましたが、
周りの人とは別世界の人のように見えました。

名古屋近辺で有名なものに「花嫁トラック」があります。
結婚する際に、タンスなど嫁入り道具を輸送するトラックの数が
1両、2両、3両など、旗を立てて競争のように数と豪華さを競います。
普段は倹約した生活をしていますが、娘の婚礼など出費をする時には
お金を惜しまないのが名古屋人気質です。一部見栄ではあるのですが。

名古屋で問題なのは車の「名古屋走り」です。
別の地域の人が名づけたのでしょうが、
名古屋の人の交通マナーにはひどいものがあります。

私が交差点で黄色信号で止まろうとしたところ、後ろの車がクラクションを
鳴らしながら右折専用路線を通って私を追い超して直進していきました。
ある所では、信号が青になっても車が進みません。どうしたのかと見ると、
対向車線の右折車両が信号にかわらず次々通っていくので
直進車両が通ることができないのです。あきれてしまいました。

名古屋は片側5車線もある大きな道路があり、時間帯によってバス専用となる
オレンジレーンがあるのですが、そのレーンもいつも普通車やトラックが
いっぱいで、バスは時刻どおりに走れることがありませんでした。

交差点の黄色信号では止まらない、赤になってもかまわず突入する、
逆に、赤信号が青になる前に車が発進する。車がぶつかりそうな場面を
何回も見ました。名古屋の交差点は怖いです。
ちなみに、私が勤務した愛知県、茨城県、北海道は、いつも
交通事故死者数の上位にランクされています。

横断歩道で後ろの人に押されて車にはねられた人を見たことがあります。
それ以来、私は横断歩道の一番前には立たないことにしています。
名古屋の皆さんの理解で「名古屋走り」を何とかしてほしいものです。

名古屋の食べ物のことを話します。
名古屋は独特な食べ物がいろいろあります。
味噌カツ、味噌煮込みうどん、きしめん、てんむす、ドテ焼きなどです。
興味深いのは、味噌が赤味噌しかないことです。

「赤だし」というのは味噌汁のことで、
飲食店には「赤だし付き」とか「赤だしあります」と看板に書いている店が多いです。
味噌汁という言い方は聞いたことがありません。
デパートでも赤味噌しかなく、白味噌を置いている店はありませんでした。

あと、ちょっと驚いたのは、岡崎方面へ出張して仕事を終えてから一杯飲もうと
店へ行き、ドテ焼きを注文したところ、「ドテって何ですか?」と聞かれたことです。
名古屋から数十キロも離れていない所で食文化が全く共通していませんでした。
これが名古屋地方の閉鎖性のことなのかと感じました。

「大いなる田舎」名古屋は興味深いところです。 2015/07/16

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konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
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