台湾旅行に行ってきました -のほほん旅日記

先月、台北ほか台湾旅行に行ってきました。
私の目的は故宮博物院、家内は景勝地・九份と
パンダのいる台北動物園でした。
今、「一つの中国」を巡って、米国のトランプ(台湾では川普)大統領の言動が話題になっていますが、台湾ではどう思われているのか興味がありました。
ところで、台湾は寒かった。

旅行に出かける前、家内が「着るものはどうしたらいい?」と言いました。
以前、1月に沖縄・石垣島へ行った時は30℃になったことがあります。
亜熱帯の地域だからポロシャツと上に一枚でいいんじゃないかと出かけました。
札幌を出る時は-6℃、台湾に着いたら22度でした。
ところが、次の日から、台湾では滅多にない強い寒波が来て、
一番寒かった日は昼で9℃、風が冷たくとても寒かったです。
パーカーを持っていってよかった。

ツアーにしていたので、翌日はガイドさんが案内してくれました。
ただし客は私たち2人だけ。フレンドリーに応対してくれました。
忠烈祠(抗日戦争や国共内紛で戦死した人を祀る。衛兵の交代を見ました)、
故宮博物院(後日改めて行くためにガイドさんの説明はためになりました)、
龍山寺(台北の古刹、仏様と神様が同居。台湾も日本と同じく宗教が不思議)、
Taipei 101(台北一のランドマークタワー。前の写真)、
中世祈念堂(蒋介石の記念施設)などを巡りました。

ホテルは、家内が台北駅(台北車站)のそばに取りました。
電車や地下鉄にすぐ乗ることができて便利でした。
困ったのは、台湾は漢字表記(日本の旧漢字が多い)で、
駅名が漢字でわかるのでどうしても日本語読みしてしまうことです。
たとえば、中山駅は「ジンサン」というのですが、私たちがナカヤマとか
チュウサンと言っても台湾の人には通じません。
大陸中国は漢字が略字になっていますので もはや外国語です。

翌日は九份(ジィウフン)へ行きました。かつて金鉱として栄え、今は
観光で有名な風情ある町です。坂道の両側の商店が江ノ島に似ています。
天気が下降気味なのでこの日にしましたが、それでも現地は霧で真っ白。
美しい海の風景は見ることができませんでした。
しかし観光客はいっぱい。狭い坂道が混雑してだんだん増えていきました。
家内は、近くの十分(シーフェン)でランタンを上げたいとも
言っていたのですが、風が強かったので諦めました。

この九份までは、台北から電車とバスを乗り継いで約1時間かかりますが、
その交通費は日本円で約240円。台北の市内バスは一律15元(約60円)で、
交通機関の料金はえらく安いです。地下鉄を含めてICカードの利用が便利です。
ハクサイ

国立故宮博物院は修学旅行生などの観客で満員でした。
有名な「ハクサイ」や「象牙球」はまさに見事でした。
(もう一つの「肉形石」は貸し出し中でした)
収蔵物の数といい、歴史といい、またその技術の
卓越したところに驚きました。中国のスゴさを感じました。

ガイドさんが言っていましたが、これらの収蔵物は、
蒋介石が台湾に逃げた時に大陸から持ち出したものです。
台湾の人にもその意識があるんだなあと思いました。

台北市立動物園は、地下鉄分湖線(なんと無人運転)の終点にあります。パンダ
パンダが3頭いて大人気です。
パンダ館の入場希望者が多すぎるので、動物園に入る時、入場時刻を指定した「大熊猫館参観票」が渡されます。
この動物園はとにかく広いです。檻がなく、自然に近い動物が見られます。
丹頂を含む鳥の飼育展示スペースが広くて充実していました。
カバ園が改築中で、狭い所に9頭のカバが押し込められて、
体に傷のあるものが多かったのがかわいそうでした。

このほか、動物園の近くにある猫空(マオコン)ロープウェイや、
故宮博物院に近い北投(ペイトウ)温泉を楽しみました。
家内は、足つぼマッサージと台湾式シャンプーを体験しました。シャンプー

台湾の食事は甘いものが多かったです。
火鍋、小籠包、餃子、炒飯、台湾ラーメン、うな丼、夜市でカキ、青菜(心空菜)、
それにジャンボかき氷などを食べました。
始めは美味しいのですが、私には甘すぎて飽きてしまうものが多かったです。
ただ、ホテルの朝食バイキングのスイカは甘くておいしかった。

台湾で困ったことが3つ。
水はミネラルウォーターだけ、水道水を飲んではいけないこと。
トイレは、紙を流してはダメ、手桶に入れなければならないこと。
タバコはホテルの客室でも不可。外へ出て吸わなければいけないこと。

台湾の人は日本に対して非常に好意的です。日中戦争終了まで
日本の植民地支配を受けていたにもかかわらず、親日的な人が多いようです。
お年寄りは、日本語教育を受け、日本に親切にしてもらったという人が多いそうです。
若い人も、日本語を勉強して日本に留学したいという人が多くいます。
中国や韓国に比べて、台湾の人の日本に対する意識に驚きました。

米国のトランブ大統領が「一つの中国」を巡って物議を醸しました。
台湾と中国は、ともに自分が正統な中国であると主張しています。
大統領選で勝利した後、トランプ氏が台湾の蔡総統から電話を受けたことが
報道されました。すわ、台湾を国として認めるのではないかと言われました。
その後、トランプ大統領は中国の習近平主席との電話会談で、
大陸中国が唯一の中国であると認めました。
圧倒的な経済力・消費力を持つ大陸中国と交易するためには、
日本や米国を含めて、台湾を「中国」と認めるわけにはいかないからです。

台湾旅行や日本との交易はあります。観光は台湾の重要な産業です。
しかし、台湾を国として認めている国は、バチカンほか23カ国に過ぎません。
川普(トランブ)大統領は、エルサレムと同様、1国でも2国でもかまわない
という吞気な気持ちなのかもしれませんが、台湾の人にとっては、
米国が国として認めてくれるか否かは重大な関心事です。
私が「大陸中国」と言ったら、ガイドさんがこう言いました。
若い人たちは、今大陸中国のことを、皮肉を込めて「強い国」と呼んでいます。

日本と交友の深かった孫文は、台湾では中華民国の祖・国父として
尊敬されていますが、中世記念堂の蒋介石に比べて、国父記念館では
ダンスコンクールが開かれていました。 17/02/21

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konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
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