イタリア旅行にいってきました -その2 フィレンツェ

フィレンツェローマからバスで4時間、フィレンツェへ着きました。
「花の都」フィレンツェは中世の香りを強く残す街です。
中心部に、教会や美術館やショップなどがこぢんまりとまとまり、ルネサンスと現代が同居しています。
フィレンツェのたたずまいが好きになりました。


フィレンツェの道路はローマと同じで、石畳で幅が狭く、どこも
一方通行だらけなのですが、ローマほどガチャガチャしていません。
自動車は道脇に駐車エリアを区画して整然と止まっていました。

ただし、観光バスは市の中心部まで入ることはできません。
町外れにバス駐車場があってそこでストップです。
宿泊したホテルはその直ぐそばでしたので、中心部へ行くには
片道20分歩かなければなりません。飛行機でむくんだ足に、
石畳の道を2日間往復歩くのは少々応えました。

ベッキオ橋アルノ川沿いに歩いていくと、まずベッキオ橋が見えてきました。
14世紀に造られた古い(ベッキオとは古いの意)橋で、2階建てになっており、2階部分は、当時のメジチ家当主が屋敷から政庁まで行くための専用通路でした。
現在は貴金属店、彫金細工などの商店街になっています。

街の中心部にドゥオモがあります。フィレンツェドウォモ
ドゥオモとは、カトリックの教区の中心となる教会のことで、
クーポラ(丸屋根を持つ聖堂)と、鐘楼と、洗礼堂がセットになっていることが多いようです。
フィレンツェのドゥオモの存在感は感動的でした。

ウッフィツィ美術館は、数々の中世の名画が見られます。
ダ・ビンチの「受胎告知」、ボッティチェリの「春」、
「ヴィーナスの誕生」、ラファエロの「自画像」など、
教科書でしか見たことのないルネサンスの名作があります。
当時、フィレンツェの興隆をもたらしたメジチ家が、
描かせたり集めたりして散逸しないよう収蔵したそうです。
当地の日本人ガイドさんが学芸員のように正確に解説してくれました。

ところで、旅行に行く前から、イタリアではスリや置き引きに
気をつけろと言われていました。
イタリアは、治安が悪いというほどではないが、
スリなどが多いから注意しろというのです。
ツアーの添乗員さんからも、くれぐれも注意するように言われていました。
ところが、ツアー同行者の一人がバッグから財布をスられてしまいました。
幸い、パスポートは入っていませんでしたが、もしパスポートを
なくしたら、その人はツアーを続けることはできなかったでしょう。

ツアーの添乗員さんは、仕事を始める前からフィレンツェが
大好きだったそうです。竹之内豊が主演した映画
「冷静と情熱のあいだ」のフィレンツェの情景を絶賛していました。

フィレンツェは、革製品など手工芸の街としても有名です。
牛などの産物や革をなめすための気候が適していると言われます。
革製バッグを販売する店に案内されました。フィレンツェバッグ
ここで、私の家内はお気に入りのバッグを見つけました。
全く日本調、ちょっと題材の組み合わせがおかしいとは思いますが、
当地の人が日本に抱くイメージなのでしょう。
かつて浮世絵がゴッホなどに影響を与えたことを思い出しました。

この店が次の集合場所になりました。トイレが自由に使えるからです。
イタリアでは、自由に使えるトイレは多くありません。駅などもです。
有料トイレか、店を利用した人が使えるだけです。
トイレは汚いところが多く、便座のないところもありました。
男子小用のトイレはほとんどありません。もちろん、シャワートイレは
ありません。ローマの三越でさえありませんでした。
当地の日本人のガイドさんが、日本のトイレはなんて優しくて
快適なんだろうと言っていました。
ただし、誰でも使えるトイレでトイレットペーパーを取ろうとすると、
2ピースずつしか取れないことには全く同感しました。

ツアーの集合場所のもう一つは、シニョーリア広場のダビデ像前でした。
ミケランジェロの傑作ダビデ像で、下半身には男でも顔を赤らめます。
これを、パンツやエプロンにしている土産物がありました。
ダビデ像は、筋肉や眼力の強さの描写に傑出したものがある名作です。

シニョーリア広場は昼と夜とで違った顔を見せます。
昼は普通の観光地ですが、夜は「光」を扱った行商人が徘徊します。
竹とんぼのような光るものを飛ばしたり、光が当たると点々と映る
ライトを売っています。日本でやったらどうだろうと思いました。
路上の飲食店では、透明な筒の中にガスをぼうぼうと燃やしています。
演出のためかと聞くと、そうではなく単に暖房のためということでした。
イタリアでは屋外で食事する習慣があるので、
冬はその回りだけでも暖かくする暖房なのだそうです。

ピノキオフィレンツェは、ピノキオが生まれた街でもあります。
ピノキオの専門店があります。私の家内が所望して探して行きました。
ピノキオの物語を忘れた方も多いと思います。ピノッキオは
ゼペットじいさんが作った木の操り人形で、ウソをつくと鼻が伸びます。
艱難辛苦の末、本当の人間の子にしてもらいます。
私が子どものころ、ディズニーのピノキオの映画を見に行き、
わいわい泣いて周りを困らせたことを思い出しました。

フィレンツェの食事は、平麺のパスタ・フェットチーネと
ローストチキン、夕食は晩餐会形式ででローストビーフ、
ただしどれもそれほどおいしくありませんでした。
かえって、有名なサンドイッチ店の商品の方が口に合いました。

フィレンツェはおそらく居心地のいい街だと思います。
風景に、文化と歴史に、食事、誇り高い人々が住んでいます。 16/02/18

コメント・お問合せをお寄せください

お名前 (ペンネーム可)

メールアドレス (任意、なくてもOK)

題名 (なくてもOK)

メッセージ本文

konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
カテゴリー: 旅行, 未分類, 歴史 タグ: , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。