「サンダーバード」と「ウルトラQ」と「怪奇大作戦」

8月下旬になり、札幌はもう秋風が吹き始めて涼しくなりました。
お盆を過ぎたら解禁とばかり、ストーブや除雪機や車の冬用タイヤの
テレビCM放送が始まりました。
先日、深夜のBS放送を見ていたら、サンデーバード2号
NHK2で「サンダーバード」が放送されていました。
その前には「ウルトラQ」、さらに去年は「怪奇大作戦」が放映されていました。
どれも、私が子どものころ夢中になって見た番組です。
これら「特撮」ものについての思い出を聞いてください。

「サンダーバード」は、イギリスで制作されたSF人形劇で、
日本では1966年にTV放映されました。
南太平洋の孤島に拠点を置く「国際救助隊」が、スーパーメカを駆使して
災害や事故に遭った人を救助するという内容です。

マリオネットなのですが、操り糸はほとんど見えず、
声に合わせて唇や目が動く、実写に近い雰囲気を感じさせるものでした。
唇を動かすため、頭に小さなコンピュータを装備したので、人形は
頭でっかちの5頭身でした(次作の「キャプテン・スカーレット」では
コンピュータが小さくなり8頭身になりました)。

サンダーバード1~5号機が主な登場メカで、それぞれ
国際救助隊の5兄弟が担当して搭乗します。
なかでも、2号機はカッコよくて人気がありました。
輸送専用機で派手ではないのですが、事態に応じて水中活動用の4号や
地中活動のモグラーなどのセットを携えて現地へ飛びます。

先日、ある店でサンダーパード2号のモデルが売られているのを見ました。
50cm以上もある大きなモデルで、1万円に近い値段でしたが、
今でも人気があるんだなあと感じ入りました。

サンダーバードのコンセプトは、事故や災害があれば
世界中どの国であっても、駆けつけて人命を救助するというものです。
「国際救助隊」はレスキュー部隊です。軍隊風の制服を着けますが、
軍隊でも警察でもなく民間機関です。しかし、勝手に活動するのではなく、
当事国から要請がないかぎり動くことはできないということが、
今回の放送できっちり描かれていました。
子ども向けの番組ですから、そこまで説明する必要はないと思いますが、
この番組を作ったコンセプトなのだと思います。
(なお、新作「サンターバード AER GO」が現在放送中です)

「ウルトラQ」は、大人気になったウルトラマンに先立つ
円谷プロの「怪獣特撮」ウルトラシリーズの第一作です。
1作目の「ゴメス」は、子どものころ確か正月に見ました。
祖母の家に集まった小学生の従兄弟たちが、
「この女新聞記者が主人公だね」、「主人公は怪獣だろう」、
「だから、怪獣を取材して話を見せるんだよ」
などと話したことを覚えています。

ウルトラQは、大怪獣ばかりでなく、「ガラモン」や
「カネゴン」などユニークな小さな怪獣も登場しました。
カネゴンは、金の亡者を思わせる身近にいそうな変な怪獣でした。
公害怪獣・富士の宮の「ヘドロン」がウルトラQだったかどうかは
記憶がさだかでありません。いずれ、ウルトラQは
怪獣プームを定着させ、ウルトラマン、ウルトラセブンの
円谷プロ・ウルトラシリーズに継いでくことになります。

「怪奇大作戦」は、同じ円谷プロでも、怪獣ものより
少し大人向けだったと思います。怪獣は出てきません。
SRI(科学捜査研究所)という組織が科学の力で怪事件に当たります。
このシリーズで私の記憶に残っている話が2つあります。

1つは人形(フランス人形だったか)が
殺された主人に代わって報復するという話。
人形が夜中に道を歩く姿は背中がゾッとしました。

もう1つは「狂鬼人間」。「心神喪失者は殺人を犯しても罰せられない」
という法律の陥穽をついて、依頼者を科学的処理で異常者にしたて
殺人を犯しても罪に問えなくするというものです。
このことは。子どもの時に初めて聴いてショックを受けました。
現在でも、これを理由に被告人の無罪を主張する事件がたくさんあります。

サンダーバード、ウルトラQ、怪奇大作戦は、それぞれ子どもの私にとって
大きな感動、楽しみであり、衝撃でもありました。
こういう番組が語り継がれ、次の子どもたちの心に響くもので
あればなあと思います。 2015/08/28

konnaii について

「こんないいオヤジ」 こと 今内祥雅(こんない よしまさ) と申します。 60歳。札幌市で妻と2人暮らし。 元公務員、現在は自営などその日暮らし。 「プロフィール」をご覧ください。
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